サンスベリア バキュラリスの育て方!みずやりから剪定・株分けまで

サンスベリア バキュラリスの育て方!みずやりから剪定・株分けまで

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スタイリッシュな観葉植物として人気のサンスベリア バキュラリス。育て方について検索されているあなたは、お部屋に迎えたいけれど管理が難しくないか、不安に思っているかもしれません。サンスベリア バキュラリスの育て方には確かにいくつかのコツが必要です。

例えば、バキュラリスの特徴とは何か、似た品種とどう違うのか。水やりは何日おきが最適で、水不足のサインを見逃さない方法はあるのか。また、室内だけでなく「育て方 外」で管理する場合の注意点や、土を使わない「育て方 水耕」は可能なのか、といった疑問もあるでしょう。さらに、成長してきた際の「バキュラリスの増やし方は?」、そして「葉が広がる」のをどう防げばよいかなど、具体的な管理方法を知りたいと思っているのではないでしょうか。

この記事では、サンスベリア バキュラリスの育て方に関するあらゆる疑問に答えます。基本的な管理方法から、株分けや挿し木のコツ、インテリアとして美しく保つためのヒントまで、詳しく解説していきます。

  • サンスベリア バキュラリスの基本的な特徴と類似品種との違い
  • 季節ごと(生育期・休眠期)の適切な水やり頻度と置き場所
  • 株分けや挿し木による増やし方の具体的な手順とコツ
  • 葉が広がる原因と、剪定や植え替えなどの対処法
目次

サンスベリア バキュラリスの育て方の基本

サンスベリア バキュラリスの育て方の基本

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  • バキュラリスの特徴は?
  • 室内での置き場所
  • 屋外での育て方と注意点
  • 水やりの頻度とタイミング(季節別)
  • 水不足のサインは?
  • 肥料の適切な時期と与え方

バキュラリスの特徴は?

サンスベリア バキュラリス(学名:Sansevieria (=Dracaena) bacularis)は、その名の通り「杖のような」というラテン語を語源に持つ、細長い円筒状の葉が特徴的な観葉植物です。近年、サンスベリア属はドラセナ属に統合されたため、学術的にはドラセナ・バキュラリスとも呼ばれます。

葉は土からまっすぐに伸び、深い緑色に淡い縞模様が入る、非常にスタイリッシュな見た目をしています。空間をあまり取らないため、モダンなインテリアとも相性が良く、デスク周りや省スペースな場所にも最適です。

別名「ミカド」の混同に注意

流通上、「ミカド」という名称で販売されることがありますが、この名前はサンスベリア・キリンドリカ(旧 S. cylindrica、現 Dracaena angolensis として流通・混在)系の園芸品種名として使われることも多く、呼称が混同されがちです。「バキュラリス」として購入するのが確実でしょう。

サンスベリア属には似た品種がいくつかありますが、バキュラリスは特に「キリンドリカ」や「スタッキー」と混同されがちです。ここで、それぞれの特徴を比較してみましょう。

円筒葉タイプの概略比較(栽培条件で変動)
品種名 葉の太さ(直径・目安) 葉の本数(傾向) 主な特徴
バキュラリス 細い(約2~3cm) 多め(十数本) 細くシャープな葉が密生しやすい。
キリンドリカ 中くらい(約4~5cm) 中程度(数本~十数本) バキュラリスより太く、やや扇状に広がることも。(旧 S. cylindrica / 現 D. angolensis で流通混在)
スタッキー 太い(約5~7cm) 少なめ(1~数本) 太く、本数が少ない。葉に縦溝があるのが特徴。

このように、バキュラリスは他の円筒状タイプと比べて最もスリムで葉数が多い傾向があります。ただし、これらは栽培条件や株の年齢によっても変動します。

ペットや小さなお子様への注意

サンスベリアの葉や樹液には、サポニンという成分が含まれているとされています。ペットや小さなお子様が誤って口にすると、嘔吐や下痢を引き起こす可能性があるため、置き場所には十分注意し、口にしないよう管理してください。

室内での置き場所

サンスベリア バキュラリスの育て方において、置き場所と日当たりは非常に重要です。原産地は熱帯アフリカの乾燥地帯であり、日光を好む性質があります。

基本的には、室内の明るい場所で管理するのが最適です。レースカーテン越しの柔らかい光が当たる窓辺などが理想的です。耐陰性(日陰に耐える力)も持ってはいますが、光が不足すると葉が細く弱々しくなったり、色が薄くなったりする「徒長」(とちょう:光不足で間延びして弱くなる現象)になりがちです。

ただし、夏の強い直射日光は葉焼け(葉が茶色く焼けること)の原因になるため、避けるようにしてください。

屋外での育て方と注意点

屋外での育て方と注意点

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「育て方 外」での管理は、最低気温が15℃以上を保てる時期(目安として5月下旬~9月ごろ)に限り可能です。屋外の風通しの良い場所で管理すると、室内よりも丈夫でがっしりとした株に育ちやすいメリットがあります。

このとき、直射日光が当たらない「明るい日陰」(例:軒下や木陰)に置くのがポイントです。梅雨時期などは雨が当たりすぎない軒下などを選び、受け皿に雨水が溜まったままにしないよう注意してください。

屋外に出す際の「光順化」

それまで室内で管理していた株を、急に屋外に出すと強い光に適応できず葉焼けを起こします。最初の1週間は日陰に置き、次の1週間は徐々に明るい日陰に移動させるなど、1~2週間かけてゆっくりと外の光に慣らす「光順化」を行ってください。

温度管理の注意点

バキュラリスは熱帯植物であり、寒さには非常に弱いです。気温が15℃を下回り始めたら(目安として10月ごろ)、屋外で管理している場合も必ず室内に取り込んでください。冬越しには最低でも10℃以上、できれば15℃以上を保てる暖かい場所が理想です。冬の窓際は夜間に冷え込むため、部屋の中央寄りに移動させると安心です。

水やりの頻度とタイミング(季節別)

サンスベリア バキュラリスの水やりで最も重要なのは、「何日おき」という日数ではなく、「土がどれだけ乾いたか」を基準にすることです。多肉植物の仲間であるため、葉や根に水分を蓄える能力が高く、乾燥に非常に強い性質を持っています。

水のやりすぎは、サンスベリアを枯らす最大の原因である「根腐れ」に直結します。

生育期(5月~9月)の水やり

気温が高く成長が活発な時期です。水やりの目安は、土の表面が完全に乾くだけでなく、指や細い割り箸を挿してみて、中層まで乾いていることを確認します。土がついてこないほど乾いてから、さらに数日待ってから行います。水をあげる際は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。

受け皿に溜まった水は、根腐れの原因になるため必ずすぐに捨てましょう。

休眠期(11月~3月)の水やり

気温が15℃を下回り、10℃前後まで下がってくると成長を止め、休眠期に入ります。この時期は水をほとんど必要としません。

気温が10℃を下回る非加温の環境では、基本的に水やりを止める「ほぼ断水」状態にします。これが冬越しを成功させる最大のコツです。もし冬場も15℃以上を常時保てる暖かい室内であれば、月に1回程度、土を軽く湿らせる程度のごく少量の水を与えても構いません。

初心者の方はつい水をあげすぎてしまいがちですが、バキュラリスは乾燥が大好きです。「水やり、忘れていた」くらいが丁度良いと覚えておくと失敗が減りますよ。

水不足のサインは?

水不足のサインは?

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サンスベリア バキュラリスは乾燥に強いため、水不足ですぐに枯れることはありません。しかし、極端に水分が不足するとサインを出します。

水不足の主なサインは、「葉の表面にシワが寄る」ことです。普段は硬くハリのある葉が、水分を失うことで少し柔らかくなったり、細かな縦ジワが見えたりします。

もし生育期(夏場)にこのようなサインが見られたら、それは水やりのタイミングです。たっぷりと水を与えれば、数日でまたハリのある状態に戻ります。休眠期(冬場)に多少シワが寄るのは生理現象でもあるため、慌てて水を与えず、気温が上がる春を待ってください。

肥料の適切な時期と与え方

サンスベリア バキュラリスは、もともと痩せた土地に自生しているため、多くの肥料を必要としません。肥料の与えすぎは、かえって根を傷める(肥料焼け)原因になります。

肥料を与えるのは、生育期である5月~9月の間だけにしてください。休眠期である冬場に肥料を与えると、吸収できずに逆効果となります。

肥料の種類と頻度

  • 緩効性化成肥料(置き肥) 土の上に置くだけの固形肥料です。春先(5月ごろ)に1回、規定量与えるだけで生育期中ゆっくりと効果が持続します。
  • 液体肥料(液肥) 水で薄めて使用する即効性の肥料です。生育期中に、2週間に1回程度、水やりの代わりに与えます。規定の希釈倍率よりもさらに薄め(目安として規定の2~4倍程度)に作ると安全です。

どちらか一方で十分ですので、ご自身の管理しやすい方法を選んでください。

用土と鉢の選び方

バキュラリスは過湿を嫌うため、水はけが非常に良い土を好みます。市販の「サボテン・多肉植物用の土」が最適です。もし自分で配合する場合は、「赤玉土(小粒)7:軽石(小粒)3」のように、鉱物質で水はけの良い配合にすると良いでしょう。古い用土は団粒構造が崩れて乾きにくくなるため、1~2年に一度は植え替えと同時に更新するのがおすすめです。

鉢は、通気性の良い「素焼き鉢(テラコッタ鉢)」が最も失敗が少なくおすすめです。釉薬のかかった陶器鉢やプラスチック鉢は乾きにくいため、水やりの頻度をさらに控える必要があります。

病害虫について

バキュラリスは丈夫ですが、風通しが悪いと「カイガラムシ」が発生することがあります。葉の付け根などに白い綿のようなものを見つけたら、すぐにティッシュや綿棒でこすり落としてください。アルコールを含ませた綿棒を使うと効果的です。

また、乾燥した時期が続くと「ハダニ」が発生することもあります。葉水はあまり必要ありませんが、ホコリ除去を兼ねてごくたまに軽いシャワーで葉を洗い流すと予防になります。日頃から風通しの良い場所に置くことが一番の予防です。

サンスベリア バキュラリスの育て方と管理のコツ

サンスベリア バキュラリスの育て方と管理のコツ

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  • バキュラリスの増やし方は?
  • 株分けで失敗しないコツ
  • 葉が広がる原因と対処法
  • 剪定は必要?
  • 水耕栽培での育て方は?
  • 似てる?グラシリス・エリスラエとの違い
  • 希少種エイレンシスとの違いは?

バキュラリスの増やし方は?

サンスベリア バキュラリスの育て方に慣れてきたら、株を増やすことにも挑戦できます。バキュラリスの増やし方には、主に「株分け」「挿し木(葉挿し)」の2つの方法があります。

どちらの方法も、植物への負担を減らすために、生育期である5月~9月の暖かい時期に行うのが原則です。

どちらの方法を選ぶべき?

  • 株分け: 親株の姿を保ったまま、確実に増やしたい場合におすすめです。成長も早いです。
  • 挿し木: 植え替えなどで折れてしまった葉を活用できます。ただし、注意点もあります。

株分けで失敗しないコツ

「株分け」は、鉢の中で増えた子株を切り離して、別の鉢に植える方法です。バキュラリスは地下茎(土の中の茎)を伸ばして子株を増やすため、鉢が窮屈になってきたら株分けのタイミングです。

植え替え・株分けのサイン

以下のようなサインが見られたら、根詰まりを起こしている可能性があります。

  • 鉢底の穴から根が飛び出している
  • 鉢が内側から押されてパンパンに膨らんでいる、または割れている
  • 水やりをしても水がすぐに染み込まない
  • 株元が子株でぎゅうぎゅうになっている

株分けの手順とコツ

  1. 鉢から抜く まず、鉢から株全体を優しく引き抜きます。根が張っている場合は、鉢の側面を軽く叩くと抜きやすくなります。
  2. 土を落とし、切り分ける 古い土を優しく手でほぐし落とします。子株が親株と地下茎で繋がっているのを確認し、清潔なハサミやナイフで切り離します。このとき、子株にもある程度しっかりした根が残るように分けるのがコツです。
  3. 切り口を乾かす (省略可ですが)切り口を風通しの良い日陰で半日~1日ほど乾かすと、雑菌が入るのを防げます。
  4. 植え付ける 新しい鉢に鉢底石と新しい土(水はけの良いサボテン・多肉植物用の土がおすすめ)を入れ、切り分けた株を植え付けます。

植え付け後の管理

バキュラリスは葉が細長いため、植え付け直後は不安定で倒れやすいです。深植えすると腐敗の原因になるため、浅めに植え、不安定な場合は支柱を立てたり、重めの化粧砂利(マルチング)で株元を固定したりして支えてあげましょう。

また、植え付け直後はまだ根が水を吸う力が弱いため、すぐに水やりはしません。1週間ほど(気温が高い時期は3~5日)様子を見てから、最初の水やりを行ってください。

葉が広がる原因と対処法

葉が広がる原因と対処法

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サンスベリア バキュラリスは本来まっすぐ上に伸びますが、育てているうちに「葉が広がる」または倒れてくることがあります。これにはいくつかの原因が考えられます。

原因1:日照不足(徒長)

最も多い原因が日照不足です。暗い場所に長期間置いていると、植物が光を求めて葉を間延びさせ(徒長)、葉が細く軟弱になり、自らの重さを支えきれずに広がってしまいます。

対処法: より明るい場所へ移動させます。ただし、一度徒長して広がった葉は元に戻りません。広がった葉は紐などで軽く束ねて支え、新しく生えてくる葉がまっすぐ育つように環境を整えます。

原因2:根詰まり

鉢の中で根がいっぱいになる「根詰まり」を起こすと、新しい根が伸びるスペースがなくなり、株全体が不安定になって葉が広がることがあります。

対処法: 前述の「株分け」や、一回り大きな鉢への「植え替え」を行います。適期は5月~9月です。

原因3:水のやりすぎ(根腐れ)

常に土が湿っている状態だと、根が酸素不足になり「根腐れ」を起こします。根が傷むと株を支えられなくなり、葉が柔らかくなって倒れてきます。

対処法: 水やりの頻度を根本的に見直します。土が乾くまで水やりを我慢し、乾燥気味の管理を徹底してください。

剪定は必要?

サンスベリア バキュラリスは、一般的な観葉植物のような枝葉を整える「剪定」は基本的に必要ありません。

ただし、以下のような場合には部分的にカット(剪定)を行います。

  • 葉先が枯れたり、傷んだりした場合(美観のため)
  • 葉が徒長して伸びすぎ、バランスが悪くなった場合
  • 葉挿し(挿し木)のために葉をカットする場合

剪定する際は、清潔なハサミを使用してください。葉を途中でカットした場合、切り口から再び成長することはありません。また、切り口が茶色く変色することがありますが、株の生育には問題ありません。

葉挿し(挿し木)の注意点

葉挿しのために葉をカットする場合は、10cm程度の長さに切り分けます。このとき、葉の「上」と「下」(極性)がわからなくならないように印をつけてください。サンスベリアは極性があり、上下逆さまに挿すと発根しないため、必ず元々下だった方を土に挿します。

また、バキュラリスのような円筒型のサンスベリアは、葉挿しの成功率がやや低く、発根・発芽までに非常に時間がかかります(数ヶ月~1年以上かかることも)。もし斑入りの品種であっても、葉挿しで増やすと斑が消えてしまう(先祖返りする)可能性が高いです。

水耕栽培での育て方は?

水耕栽培での育て方は?

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サンスベリア バキュラリスの「育て方 水耕」(ハイドロカルチャー)は可能です。土を使わないため清潔で、インテリア性も高まります。

ただし、バキュラリスは本来乾燥を好む植物であり、水耕栽培は常に根が水に触れるため、根腐れのリスクが土栽培よりも高いというデメリットがあります。

もし水耕栽培に挑戦する場合は、LECA(ハイドロボール)などの人工用土を使用し、以下の点に注意してください。

  • 土から植え替える際は、根を傷つけないよう丁寧に洗い、腐った根は取り除きます。
  • 根腐れ防止剤(ゼオライトなど)を必ず容器の底に入れてください。
  • 水位は、根の先端~下1/3程度が浸かるようにし、根全体が水に浸からないようにします。根も呼吸が必要です。
  • 水は定期的に(夏場は特にこまめに)全交換し、ヌメリや藻が発生しないよう容器の内面もスポンジで洗浄してください。
  • 気温が下がる冬場は、根腐れ防止のため水位をさらに下げるか、水を抜いて管理する方が安全です。
  • 直射日光が当たる場所に置くと、水温が上がりやすく藻も発生しやすくなるため避けてください。

似てる?グラシリス・エリスラエとの違い

サンスベリアにはバキュラリスと似た、細い葉を持つ品種がいくつか存在します。特に「グラシリス」と「エリスラエ」は混同されることがありますが、特徴が異なります。

サンスベリア・グラシリス

グラシリス(S. gracilis)は、バキュラリスよりも葉が細く、放射状(ロゼット状)に広がりながら成長するのが特徴です。葉がやや波打つようにうねることもあり、バキュラリスの直立した姿とは異なる、動きのあるフォルムを持ちます。

サンスベリア・エリスラエ

エリスラエ(S. erythraeae)の特徴は、葉が独特の生え方をすることです。個体差や光の当たり方にもよりますが、バキュラリスがまっすぐ上に伸びるのに対し、ややねじれやうねりを見せることがあります。園芸品種や光の条件によって、その特徴が強く出る場合があるようです。

希少種エイレンシスとの違いは?

希少種エイレンシスとの違いは?

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サンスベリア・エイレンシス(S. eilensis)は、コレクターの間で非常に人気のある希少種で、バキュラリスとは見た目が大きく異なります。

エイレンシスの特徴は、葉が短く太く(小太り)、乾燥すると葉が内側に強く巻き込む性質がある点です。葉の色も青みがかった独特の薄い緑色をしています。また、成長が極端に遅いことでも知られています。

バキュラリスが「細く」「まっすぐ」「比較的速く育つ」のに対し、エイレンシスは「太く」「丸まり」「非常にゆっくり育つ」と、対照的な特徴を持っています。

育成難易度の違い

バキュラリスは非常に育てやすい初心者向けの品種です。一方、エイレンシスは成長が遅いだけでなく、原産地の環境に合わせ、鉱物質が多めの排水性が極めて高い用土を好む傾向があるなど、育成が難しい上級者向けの品種と言われています。

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総括:サンスベリア バキュラリスの育て方!みずやりから剪定・株分けまで

この記事で解説した、サンスベリア バキュラリスの育て方に関する重要なポイントをまとめます。

  • バキュラリスは細長い円筒状の葉が特徴で、学名はSansevieria (=Dracaena) bacularis
  • 別名「ミカド」と呼ばれることもあるが、S. cylindrica系との混称に注意
  • 置き場所はレースカーテン越しの明るい室内が最適
  • 屋外管理は最低気温15℃以上が目安で、光順化と雨避け(軒下)が必要
  • 寒さに非常に弱く、冬越しには10℃以上(理想は15℃以上)が必要
  • 水やりは「何日おき」ではなく「土の中層までの乾き具合」で判断する
  • 生育期(5月~9月)の水やりは、土の中層まで乾いてから数日後が目安
  • 休眠期(11月~3月)は、10℃以下なら「ほぼ断水」状態にする
  • 水のやりすぎは根腐れを引き起こす最大の原因
  • 水不足のサインは葉の表面にシワが寄ること
  • 肥料は生育期の5月~9月のみ、緩効性肥料か液肥を少量与える
  • 用土は水はけの良い「サボテン・多肉植物用」が適し、通気性の良い素焼き鉢がおすすめ
  • 増やし方は「株分け」が確実(適期5月~9月)
  • 葉挿しは成功率が低めで時間がかかり、斑が消える可能性や上下(極性)の向きに注意が必要
  • 葉が広がる主な原因は「日照不足(徒長)」で、根詰まりや過湿も一因
  • 植え付け時は深植えを避け、支柱や化粧砂利で支える
  • 水耕栽培も可能だが、水位管理(根の先端のみ)と容器の洗浄を徹底し、根腐れに細心の注意を払う
  • ペットや子供が誤食しないよう置き場所に注意する
  • 風通しを良くし、カイガラムシやハダニを予防する
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